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内容説明
須和野家に拾われた捨て猫は、いつかは人間になれると信じていたが…!?まんがのワクを超え、大きな反響を呼んだファンタジーの最高峰。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
104
ファンタジーなのに、夢のようにふわふわした物語ではない。主人公のチビは子猫である。飼い主に捨てられて死にかけたところに須和野家の人々に飼ってもらうことになる。再び飼い猫になってハッピーエンドとはならないんですよね。チビは人間になろうとしたり、ペルシャに行こうとしたり、プロポーズをされたり…。一つ行動することで何かを学び成長していく。そんな成長譚なのだろうか。単純に成長にフォーカスしているようには思えない。チビは何かになるのか。どこかに行くのか。気になる続きを追っていこうと思う。2016/10/19
吉田あや
79
最初にチビ猫に出会った子供の頃、なぜだか怖くて本をすぐに閉じてしまった。ふわふわと甘くかわいらしい絵にチビ猫の女の子。怖い要素など何もないはずなのに、当時の私には説明できない怖さに満ちていた。それ以降も読めずにきたけれど、ふと読みたくなって今やっときちんと出会ったチビ猫の物語。「春は長雨」から始まる1巻。今まさに。読んでみて分かったのは、子供の頃の私は寂しさが何より怖かった。理解はせずともチビ猫の世界のかわいさと相反する切なさに戸惑ったのかな。今出会えて本当によかった。ああ、愛おしい。2016/05/12
ばう
70
雨の降る町で弱っていた小さな捨て猫チビは時夫に拾われ、須和野家の飼い猫として暮らし始めます。いつかは人間になれると信じているチビがひたむきで可愛い。周りの人間や猫たちの話すこと、様子をよく見てどんどんこの世界のことを学んでいきます。子供の頃からタイトルは知っていたけれど手に取ろうとも思わなかったこの漫画、昔は理解出来なかったけれど絵も文章も繊細で夢のような、それでいて深い大島弓子さんの世界が今になってとても心に響きます。いえ、今だからこそ分かるのかな?2021/01/08
佐島楓
57
穂村弘さんの愛読書だということを思い出して、いい機会なので読んでみた。泣いた。ディスコミュニケーションの話なんだ。チビ猫と人間の青年の、決して交りえない恋の話。猫のことばは人間には鳴き声としか聞こえない。届かない。せつない。わたしもある意味、猫なんだ。2025/11/02
チョコ
43
チビがかわいい。思い切り楽しんで生きている。2025/05/25
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