内容説明
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律令国家は水田を基礎とした土地課税により国家を支えた。海を国境とみなし、海上交通を無視した、陸路と農業中心の国家であった。しかし10世紀以降、河川、海上交通を基本とした海民の活動が活発化してくる。こうした歴史的背景がありながら、日本社会像は今日まで陸路、農業を中心にとらえられてきた。本書は中世海民の活動をとらえ、日本社会像の修正を試みる網野史学の決定版である。
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目次
序章 海からみた日本社会
第1章 古代・中世の海民
第2章 北国の社会と日本海
第3章 瀬戸内海交通の担い手
第4章 太平洋の海上交通と紀伊半島
第5章 西海の海民社会
補論 中世前期の水上交通―常陸・北下総を中心に
終章 残された課題




