内容説明
伯爵令嬢クラリサは王暗殺未遂の濡れ衣で投獄された。彼女を救ったのは“悪魔公”と噂される美丈夫の第一王子エーリクだった。「あなたを妻にしたいとずっと願っていた」噂と異なり美しく誠実な彼に、後ろ盾のなさを引け目に感じつつ求婚を受け入れる。溺愛され幸せな新婚生活を送っていたが元婚約者の王太子と異母妹の陰謀が二人を狙っていて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
4
うーんヒーローのイラストもっと渋いというかいかつい感じでもよかったような、という気がしないでもない。けど恋愛面結構初心だからこれでもよかったのかも。生まれながら王太子の婚約者で、母を亡くし修道院で育ち、いざ王宮に戻ってきたら王太子すげぇいやなやつで襲われかけたりという薄幸ヒロイン。おまけに国王毒殺未遂の罪を着せられ冬の牢獄に繋がれるってどんだけよ。ヒーローが助けに来てくれたからよかったものの。そのヒーローに愛されてほのぼのかと思えば矢が貫通したりするしで、わりとヒロイン悲惨な目に遭いまくりでびっくりだわ。2021/10/27
-
- 和書
- 郷土生活の研究 筑摩叢書