内容説明
医学博士で弁護士の朝比奈博士（あさひなひろし）、彼のもとへはさまざまな事件がもちこまれる。偶然目撃した若い女性の投身自殺で、この事件は開幕した。謎の糸をたぐるうちに朝比奈は、日系三世の女性の毒殺に遭遇。どうやら核心には、彼の母校Ｐ医大の医師たちも深くかかわっているらしい。――医師である著者が、最新の医療情報を解説しつつ描いた、朝比奈シリーズ第２弾！
感想・レビュー
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Junko
1
弁護士の資格を持つ医師、朝比奈博士。 双子の妹が「スキルス癌」であったなら、双子の姉もその可能性があると判断するのが普通ではないのだろうか。 小説はあまりにも広い視線で事件を見つめすぎていて、収拾がつかない物足りなさを感じた。 やれやれやっと読み終えたと、最後に読んだ『あとがき』が一番おもしろかった。読み応えがあった。2017/04/25
