光文社文庫<br> 復讐、そして栄光 〈下〉 - 長編小説

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光文社文庫
復讐、そして栄光 〈下〉 - 長編小説

  • 著者名:赤羽尭
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334718411
  • NDC分類:913.6

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内容説明

エジプトの英雄バイバルスが最強の敵であるモンゴル軍を敗った鍵は、着実に民衆の心を掴んだ統治力と、近代的なスパイ戦にあった。世界史を書きかえたといわれる中世の国際諜報戦に、彼は〃勝利の秘密〃を発見した! 膨大な史料と綿密な現地取材をもとに、中世イスラムの風雲児の実像に肉薄! ひたすら戦い続け、乱世を生き抜いた男を描く傑作大河小説の完結編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

3
バイバルスって名前がまず強そう。2013/04/08

BIN

3
モンゴル軍を撃破し、宿敵のクトゥズを暗殺しスルタンになったバイバルス。その後、十字軍とくに難攻不落のクラク・デ・シュヴァリエを陥落させ、さらにモンゴル軍を完全に追い出した。また軍事だけでなく学校、病院を建てたりして内政、外交にも秀でた英雄。ただあとがきにありますが、キリスト教徒を殺しまくったせいで現代でもキリスト教徒にも嫌われているとのこと。友情にも厚く、なかなか面白い作品でした。たまに著者がその地を訪れたときの感想とかがあるので、そこで小休止してしまうのが痛い。2012/07/25

ジーコ

1
バイサリーが死んだ辺りが面白さ的にはピークだったかな。 バイバルスがスルタンになってからは淡々と終わりまでいってしまった気がする。 復讐と題名についてる割には、バイバルスがキプチャクハン国と同盟できて感動してるのに違和感。葛藤とかなかったんだろうか。 さりげなく作者の旅行記がかなり多く混じってて笑った。2018/08/16

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