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内容説明
ロビンズのOB長淵博が文化勲章を受章することになり、香山たちロビンズの面々もその記念パーティに出席した。長淵は戦後まもないプロ野球界で活躍したスーパースターで、現役引退後も監督としてリーグ7連覇を達成していたが、いまでは野球人というよりも政治家や銀行家、文化人に囲まれるVIPのひとりになっていた。だが、パーティの次の日に出席した講演会会場で長淵は、客席に座る人々がスタジアムを埋める観客に見えてしまうのだった。講演会の後、長淵がスタジアムを足を向けると、そこに香山がいた。名選手だった昔の思い出を力を込めて語る香山を見ているうちに、長淵は自分が昔は野球選手だったことを思い出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
5
マンガワン全巻一気読み。この巻で展開が変わり(途中までテレビの企画であんなカラオケ大会やってるというのに…)いきなり雄太郎がトレードに出される。ロビンスは身売り、監督交代、チームの中軸入れ替えで雄太郎は追い出されたのだ。いきなりハードモード。阪急と南海の身売りが88年だから、連載当時は読者にとって、元ネタの記憶がまだ残っていたことだろう。2020/10/05
santiago
1
主人公にトレードの話が持ち上がるというのは別の野球漫画(あぶさん等)でもあったけど、本当に放出されてしまう展開を読んだのは、この「愛しのバットマン」が初めてだった。今ではもう既に2回も主人公が移籍している「グラゼニ」があるけど、実は本作こそが嚆矢?2022/04/02