講談社文庫<br> 御手洗潔の挨拶

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講談社文庫
御手洗潔の挨拶

  • 著者名:島田荘司【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 講談社(2014/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061849433

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内容説明

嵐の夜、マンションの11階から姿を消した男が、13分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男は殺されるために謎の移動をしたのか? 奇想天外にして巧妙なトリックを秘めた4つの事件に名探偵・御手洗潔が挑む短編集第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

274
オイラは「疾走する死者」がこの中では好きだなぁ。だって銀河を駆けるが如く、エレキギターを掻き鳴らす御手洗が見れるもの。豪腕トリックもあるし。ところでこの表紙の右上に御手洗の顔があるんだけど、かなりコワイっす・・・。2008/09/30

勇波

175
「数字鍵」やっぱり名作です。。その他の作品も御手洗さんの個性が存分に発揮されていて秀作揃い。読んで得したと思わせてくれるような一冊です★2014/08/31

シロップ

133
四編からなる御手洗の為人がわかる、それぞれが際立った短編集である。巻末の「御手洗潔の志」も一読の価値あり。「御手洗潔の挨拶」というタイトルがピッタリ! 年月が経過した今でも「御手洗シリーズ」に多くのファンがついてる事に納得。他作品とのリンクが多いのでどんどん読み進めて相関図を作らなければ❗次に読む作品を思い浮かべながら私も嬉しそうに両手のひらをこすり合わせた。2018/09/10

ゆのん

107
御手洗潔シリーズ3作目。4話から成る短編集。どちらかというと短編より長編が好きだが、その理由として『面白くなってきたぞ』という時に終わってしまい何となく物足りない感があるからだ。しかし今回の短編はお腹一杯、満足。4話とも全くちがうトリックで島田荘司色が色濃く出ている。また、御手洗潔の人柄や変人ぶりをかなり細かく知る事が出来、『数字錠』では変人ぶりよりも優しい面をみれる。他にも食通、外国語堪能、プロ以上のギターの腕前などなど。そんな御手洗の側にいる石岡君が常に変人呼ばわりするところも面白い。2018/05/07

chiru

91
『眩暈』で御手洗探偵と石岡さんコンビが大好きになって、読んだ短編集。『数字錠』では、素朴な青年に人情深い一面見せ『失踪する死者』ではギターを披露し、コーヒーを飲まなくなったいきさつや、犬好きというキャラクターを知ることができて嬉しかった♪ 女性に興味がないのも理由があるのかな? ★32018/02/11

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