内容説明
看護婦美雪はガンを患う木元に出会った。病の中にも明るさを失わず懸命に生きる姿に、美雪はその理由を知りたいと思うのだった。かつては死への恐怖と絶望に心をとらわれた木元。なんとか助かりたいと、薬師如来に向かい一心にいのりをささげたとき心の安らぎが木元に訪れた。薬師如来がわたしたちに与えてくださる功徳とは…。美雪は木元の話に心動かされるのだった。
目次
1 苦難をもつ人々
2 お薬師さまの功徳
3 心を直す
4 極楽浄土への導き
5 凡夫の救済
ひろさちやのまんだら漫歩録「干渉をやめよう」