内容説明
修一の名門幼稚園受験の準備に奔走する裕子は、お盆の帰省にも不満顔だ。しかし、いなかに帰って義母から、お盆の由来である目連尊者の話を聞き、「わが子だけは」という母の心に自分を見たのである。子どもを競争社会に駆りたてようとした自分の愚かさ、母親としての罪深さに気づく。そして裕子は、今まで生活の中で失いかけていた、たいせつなものを取り戻してゆくのであった。
目次
1 帰省
2 お盆の行事
3 お盆の起源
4 母親の罪
5 帰京
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
13
お盆についての解説漫画です。ある時、目連尊者が自分の母親が、死後、どのように暮らしているかと、神通力を使ってあの世を垣間見たそうです。天界にいるか・・・いない。ではもしかして地獄?!いや、いない!では・・・と餓鬼道を観たところ、そこにいるではありませんか!悲しむ目連は、釈尊に相談します。その結果、生まれたのがお盆の風習とのことです。この説明を、幼稚園お受験にいそしむ母親と、それに懐疑的な夫、そしてあまり乗り気でない息子を軸に展開します。とてもよくできたお話になっています。キーワードは執着と比較でしょうか。2019/10/12
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