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内容説明
恒例のジャズ・フェスの為来日したボブ・ジョーンズは、50年代に一世を風靡したジャズ・ドラマー。しかしかつての栄光に甘んじているだけの彼には、昔のような腕も魅力もなかった。が、酒場で飲んだくれているボブの前で、オサムが驚くほどヘッタクソだけど、驚くほどアツいサックスを吹き出すと…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
97
京都漫画ミュージアムで久しぶりに読みました。プロのジャズトランペッターを目指して大学を中退し、プータローの主人公オサム。彼と彼を取り巻く仲間の物語。これも細野不二彦さんの作品としてはマイナーだけど、面白い。好きな作品の一つです。この作品で知った古いJAZZも多い。五つ星の作品ですね。★★★★★2016/05/06
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
57
細野さんの「青春三部作」の一つ。やっぱり手元に置いて置きたくてブクオフで再購入。JAZZ漫画は幾つかあるけど、その草分け的な存在じゃないだろうか?「俺はなぁ。みゅーじゃんになるんや」JAZZに魅了され大学を中退してプロのサックスプレイヤーを目指す菊池オサム。目指す目標は高くても現実は厳しい。クリフォード・ブラウンやビル・エバンスもこの漫画で教えてもらった。久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い!2022/11/03
コリエル
7
青春ジャズ漫画。俺はホンモノになりたいんやという菊池の叫びが切実。時代は移ろっても、きっと今もこうした人たちがいる。2018/11/11
地下鉄パミュ
6
意外な拾い物で名作の予感がします。←2巻を読んで感想が変わる事が無いと良いが、十中八九無いと思う。硬そうなイメージでしたが、そんな事も無くすらすら読めて面白かった。ジャズマンを目指す主人公の不器用ながらも何とか夢を掴もうと精一杯に生きる姿にとても共感しました。音楽性の違いに悩み、人間関係にも悩み、挫折。何を希望にして立ち上がって行くのか見えない状況。自分の思いを音にぶつけて欲しいが、不器用な性格が邪魔をする。現状打破のきっかけが欲しい。それは何か?2巻に続きます。2025/01/20
洪七公
2
読了1990/10/13