内容説明
昭和十六年十二月八日、日本軍は真珠湾(パール・ハーバー)を火の海と化し、アメリカ空母群を撃滅して太平洋の制海権を握った。この期を逃してはならない。山本五十六聯合艦隊司令長官は秘策を実行に移した。戦艦〃大和〃の鬼神のごとき大活躍。日本軍は怒涛のように、カリフォルニア沿岸に上陸を開始した! 一大スペクタクル架空戦史(イフ・ドキュメント)!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
VC
3
この人の作品は最後、暗雲たちこめる未来を示唆して終わるから消化不良。2014/11/23
りぃ
3
中国&南方&米本土(米潜水艦の抵抗はほとんどなし)同時攻略ってすごいよね。開戦前に積んでいた備蓄資源がどうなっているのかすごく心配。他にも大和武蔵強すぎワロタとかいろいろあるけど、まあ古典ですし……2013/11/11
kenpapa
2
再読。史実では実戦で活躍できなかった戦艦大和が米国艦隊を次々と撃ち破る姿に胸が躍ります。都合良すぎる展開ですが楽しめました。2019/03/20
user
2
本書の作戦は、どうしても戦略的価値が希薄に見えてしまう。解説の吉田俊雄は妙に盛り上がっていたが、連勝に継ぐ連勝でアメリカ西部を占領しても、結局、戦争終結をアメリカ国民の戦意喪失に求めざるをえないあたりが、実にリアル(笑)2010/03/29
晴天
0
領土を浸食されたことへのヒステリックな反応として「ルーズベルトは共産主義者だ!」などと、米国内に吹き荒れる旋風が振るっている。2015/06/05