内容説明
大友兼司は平凡な会社の総務第三課課長、妻と１６歳になる一人娘奈美との三人家族。一応ちゃんとした仕事もあり、部下もいるのだが、この課へ来るともう出世できないというジンクスみたいなものがあり、社内では「壁際族」と呼ばれている。だが大友はまだ４４歳、なんとかここから脱出しようと意欲をもやすのだが……。一方、娘の奈美も父親のためならと、社長の息子に大接近をはかるが……。家族の愛情、不倫、出世欲、恋愛。様々な感情がいきかうなかで「壁際族」に本当に陽のあたる日はくるのか？ ユーモア・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらげ@
3
（☆☆☆）窓一つない部屋にいる総務。そこの課長をしている主人公。壁際族とよばれ出世からはずれているが、いつかそこから抜け出そうと意気込むも、周囲に不安な雰囲気が・・・？2013/06/27
ayaka
1
★★★☆☆☆ 大友がとてもよかった！ こんな上司ならいいだろうなぁ～ 赤川次郎はやっぱり読みやすい！2018/04/14
ちょび〜
1
壁際族、聞きなれない言葉ですが2015/05/21
豆大福
0
読書記録2022/01/09
