文春文庫<br> 寺田屋騒動

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文春文庫
寺田屋騒動

  • 著者名:海音寺潮五郎
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167135218
  • NDC分類:913.6

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内容説明

幕末の悲惨な事件はなぜ起こったのか。文久二(1862)年四月二十三日、伏見の船宿・寺田屋の二階。長州と手を組んでクーデターを謀る薩摩誠忠グループの動きは、長州嫌いの久光の怒りを買った。蹶起中止を説得する使者との間に朋友相撃つ惨劇が起こる。武士にとって藩命と理想、君命と朝命はいずれが重いか、この時点でこれは答えの出ない命題だった。怒涛の時流にのまれ、ピュアに生きすぎた武士たちの過ちとプライドを絶妙の語り口でつづった歴史ドキュメント。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっちゃん

2
幕末の薩摩藩の動乱を中心とした話。薩摩藩の世継ぎ問題。お家騒動。大久保利通の台頭とその策士ぶり。騒動をひとつのきっかけとした長州藩に対する不信感の発生が作者によって語られる。まだまだ分からないことも多い。2019/05/22

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