ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 33(ポアロ)<br> カーテン―ポアロ最後の事件

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ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 33(ポアロ)
カーテン―ポアロ最後の事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784151310331
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ヘイスティングズは親友ポアロの招待で懐かしきスタイルズ荘を訪れた。老いて病床にある名探偵は、過去に起きた何のつながりもなさそうな五件の殺人事件を示す。その陰に真犯人Xが存在する。しかもそのXはここ、スタイルズ荘にいるというのだ…全盛期に執筆され長らく封印されてきた衝撃の問題作。新訳決定版。

著者等紹介

クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ][Christie,Agatha]
1890年、保養地として有名なイギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。中産階級の家庭に育つが、のちに一家の経済状況は悪化していまい、やがてお金のかからない読書に熱中するようになる。特にコナン・ドイルのシャーロック・ホームズものを読んでミステリに夢中になる。1914年に24歳でイギリス航空隊のアーチボルド・クリスティーと結婚し、1920年には長篇『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。1926年には謎の失踪を遂げる。様々な臆測が飛び交うが、10日後に発見された

田口俊樹[タグチトシキ]
1950年生、早稲田大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

193
これは実は相当に切ない話なのですが、ポアロの道化師的な性格のお陰で極力悲しみを感じさせないようにとクリスティー女史が配慮されているのでしょうね。本書の趣向はバーナビー・ロス(エラリー・クイーン)の「レーン最後の事件」とほぼ同じで巨匠と呼ばれる作家は似たような事を考えられるものなのですね。処でクリスティー女史がこの結末を選んだ理由は自らの死後にポアロのパロディーを書かせない為だったらしいですが最近遂に生前のポアロの事件簿という形で出版されてしまい何ともお気の毒ですが今は天国でさぞご立腹だろうなと思いますね。

130
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/09/post-791b87.html 「スタイルズ荘」で登場し、「スタイルズ荘」で退場したポワロ。 【スタイルズ荘の怪事件」再読の要ありかもしれません。2021/09/26

きゅっぷりん

93
ポアロ最後の作品 舞台はデビュー作と同じスタイルズ荘 ポアロ作品たくさんの未読がある中 つい先日『スタイルズ荘の怪事件』を再読し記憶の新しいままポアロ最後の今作へギャップを楽しもうと初読... しかしこの最後の作品を読んだ事に正直後悔 ツマラナイ等の理由ではない ネタバレになるので言えませんが... 個人的には『そして誰も... 』以上の衝撃 未読の方にはポアロの他作品を全て読み終わってからこの作品に手をつける事をお勧めします もし読むとしても何の情報も入れずに読んでいただきたい2020/12/01

aoringo

88
ポアロ最後の事件。ヘイスティングとの最初の事件であるスタイルズ荘が舞台。何を書いてもネタバレになってしまいそうで感想が難しい...歳をとってもポアロのヘイスティングに対する丁寧なのに失礼な態度は相変わらず、面白い。これまでのシリーズとは全く異色な作品だと思いながら読んでいたが、その結末は衝撃だった。好きな作家は?と聞かれると「アガサ・クリスティ」と答える私だけど、今作でクリスティの人間心理に対する洞察力、観察力は本当に素晴らしいなと改めて感じ入りました。まだまだ未読の作品が残っ→2021/11/12

saga

75
【友人蔵書】ポアロ最後の事件である。書名が謎ときには有効ではない不思議。病気のために体の自由を失ったポアロ。友人・ヘイスティングズをスタイルズ荘へ呼び寄せ、凶悪な殺人鬼を追い詰め、捕まえようとするが、安楽椅子探偵とは少し趣向が違う面白さがある。ポアロの死後、ヘイスティングズに残した手記が、なんと生き生き(?)していたことか。……しかし、なぜ友人は『ナイルに死す』と本書を貸してくれたのか? それが最大の謎だ(笑)2020/11/04

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