文春文庫<br> 波の塔 〈上〉

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文春文庫
波の塔 〈上〉

  • 著者名:松本清張
  • 価格 ¥590(本体¥537)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • 輝く春を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167106058
  • NDC分類:913.6

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内容説明

男は駈け出しの若い検事・小野木喬夫。女は……はっとするほど美しい、謎のひと。おたがいの身の上も知らず、偶然に出会った二人は、会うたびに惹かれあっていくが、女は決して自分のことを語らない。悲しい予感がつきまとう恋がひそかに深まっていくのを、ひたと見つめる若い娘たちの瞳があることを、二人は知らない。ついに決心して旅に出た恋人たちを運命は翻弄する。たびたび映画・テレビドラマ化されたこの作品は、香り高い恋愛にサスペンスが加わった、異色の恋愛小説です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だい

8
映画やテレビのドラマにもなっている。ミステリーではなく人目を忍んで愛し合う男女を描くラブストーリー。女性たちのそれぞれの想いを込めた視線、息遣いまで伝わってきて、ゾクリとする。2019/09/10

ララママ

2
出身地の作家さんなので結構手に取っています。冒頭で出会った小野木喬夫と田沢輪香子。しばらくは小野木主体に物語が展開し、この先どうかかわってくるのか?と思っていましたが、次第に登場人物たちを大きく巻き込んだ事件になりそうな風向き。出だしは巷を賑わせている不倫の色が濃く、少々食傷気味でしたが、物語が別の軸で動き始めたところで一巻が終わり。先の展開が読めないだけに早く下巻を読み始めたい・・・2016/06/08

るつ

1
殺人事件の起こらない松本清張の小説は珍しい。 当時の時代背景がよく表れているなぁと思いつつ読み進める。夫に尽くすのが妻の役目として当然であった時代、夫婦の関係性も今とは違うとはいえ、男女の心の機微には時代など関係ないのか。文章が読みやすいので、すんなり世界に入っていける。やっぱりうまいな、松本清張。2022/09/25

yas

1
ドラマにもなっている松本清張の有名作品。全くあらすじを知らずに読んでいるので今後の展開へのワクワクが止まらない。2021/01/19

Peach

1
先の展開が想像できず面白い2015/04/03

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