山岡荘八歴史文庫<br> 柳生宗矩(1) 鷹と蛙の巻

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山岡荘八歴史文庫
柳生宗矩(1) 鷹と蛙の巻

  • 著者名:山岡荘八【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2015/04発売)
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  • ISBN:9784061950610

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内容説明

世をすねる。そんな思いが確かにあった。だが巨星徳川家康のひたむきな姿に接したとき、宗矩の眼は豁然と開けた。この日、迷いは木端微塵に砕け散った。文禄3年(1594)5月3日、家康が父石舟斎に入門した日が、又右衛門宗矩の新たな求道への旅立ちの日でもあった。剣禅一如をなし遂げた男の生涯――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kiyoshi Utsugi

38
大河ドラマ「春の坂道」の原作で、文庫は4巻となっています。 最初の1巻は、柳生宗矩が石舟斎に連れられて、徳川家康と初顔合わせをするところから、豊臣秀吉が亡くなるところまでを描いています。 冒頭の「笠置山から峰つづき、南方二キロの柳生の里まで、…」というのは、先日自分でも歩いてみて、確かにその通りと思いました。 柳生の里には、十兵衛杉というのがあるのですが、この本の中では、宗矩が徳川家康に会いに行く前に植えたとされています。ひょっとしたらもう一つ杉があるのかもしれませんが…2023/03/03

Willie the Wildcat

20
家康と石舟斎。教育と武道。道は違えど目的は共通。”人間”以上に、”器”に惚れ合った気がする。「宗矩」の観点では、石舟斎との親子・師弟関係。師弟であるが故の行き違い。家康への”無刀取り”実演が印象深い。そして、その意味。根底にある愛情、そして尊敬の念。だから言葉は要らない。同じ道を生きる親子の醍醐味とも言える。序盤の楽しみは、宗矩の感情の変化に垣間見る成長。一方で、宗矩の人間形成の礎となる幼少・青年期を知りたいものだ。次巻以降なのかな・・・。蛇足だが、文化的には「二枚櫛の女子」。当時の格差を垣間見る。2013/04/21

今日は決算前

3
◯ 徳川家の指南役の地位を築いた柳生宗矩の物語。この巻では、徳川家の指南役として父石舟斎宗厳が登用され、その後宗矩が家康のお側に仕える所が描かれ、関ヶ原の戦いの前までが描かれる。事前に同著者の柳生石舟斎を読んでいたが、その宗矩とは少し異なる。その著作では宗矩は老成している様に描かれていたが、この著作では少し長いからかまだまだ未熟な青年として描かれており、こちらの方が親近感が湧く。この先秀忠家光の指南役として成長する姿を楽しみたい。【図書館本】2026/04/15

どらんかー

3
混乱の時代だからこその活人剣、学問と深く沁み入ります。この時代に於いても暗闘が凄まじい。2021/06/12

あき

2
『柳生石舟斎』に続いて読む。家系図でまず、宗矩が晩年の子なのにさらに下3人娘がいて驚き。家康の下に向かうことになった経緯が異なっている。違うことは構わないのだけれど、石舟斎の方が好みかな。でも会見前に家康を覗き見して「学問によって人間を作り変えねば戦乱の世は終わらない」と石舟の「武道によって人間を作り変えねば戦乱の世は終わらない」と目指すところが同じところに気づくエピソードは好き。黒田長政にも興味がわいてきた。おみい。沢庵。2017/01/22

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