内容説明
田中角栄の勝負は、つねに負け知らずであった。時に、後退と見せかけはするが、それは“次の一手”への考察機関にすぎなかった。相手はやがてかならず土俵にはうのである。この数々の「政界名勝負」を見てみると、特徴的な“喧嘩作法”を発見することができる。持ち前の人間収攬(しゅうらん)術と、抜群の統率力、指導力を駆使、人事管理をよくすることに加えた、独自の“技術論”だといえようか(「はじめに」より)。
目次
1章 統率力と指導力 田中角栄は、どう「影響力」を保持したか?((1)中曽根康弘
(2)岸信介
(3)福田赳夫)
2章 人間掌握術の極意 田中角栄は、どう「強者の論理」を展開したか?((1)安倍晋太郎
(2)竹下登
(3)宮沢喜一)
3章 喧嘩作法のノウハウ 田中角栄は、どう「剛」と「柔」を使い分けたか?((1)三木武夫
(2)金丸信)
4章 “天下盗り”阻止策 田中角栄は、どう「策略」と「知謀」を使ったか?((1)河本敏夫
(2)春日一幸)



