内容説明
もし、私の声が母に似ていなかったら、何も起こらなかったかもしれない。でも、そんなこと、今さら言ってみてもしかたがない。家にかかってきた一本の電話――。それは私の心に母へのはじめての疑惑を芽生えさせ、私を大人の世界に迷いこませるものだった……。私、沖野瞳。大人と子供、男と女の間で微妙に揺れる多感な年ごろ。超ベストセラー作家が、〈17歳〉の少女だけがもつきらめきと危うさを見事に描いてみせた青春ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
9
★★☆☆☆ 「探偵物語」「愛情物語」に続く三部作の三作目だったとは。内容的には繋がりはないので支障ないだろうが。十七歳という多感な時期ならではの少女の心情を描いた青春ミステリであったが、ミステリ度は低め。他の著者の作品と同じく、流れるように進んでいくストーリーであるが、それにしても内容が薄いかなあ。時代の古さはさして気にならなかったが、あっという間に読めた分、印象に残るものもそんなになかった。2025/10/06
亞瑠
2
映画は見たことがあるので原作も読んでおこうと、シナリオと一緒に手に入れた1冊。自分が覚えている映画の内容とはまるで無関係で、途中までは、まさかこういう関係を称賛しようとしていないだろうなと思っていたが、どんでん返しでそうじゃないと分かったからとりあえず一安心。瞳という十七歳のこりない女性の視点から語られているにしては、のだとかいう固い文体(外国人の私にはそういうふうに思えるが)を使ったところには違和感を感じる。自分だってもう子どもじゃないよと調子に乗って大人の世界に足を踏み入れ、幻滅する十七歳の女性の話。2026/01/09
シリアス
1
多少、時代の古さ(スマホがないなど)はありますが、最初から最後まで一気読み!やっぱり面白いですねー。 瞳の気持ちとか、17歳ならではなの感覚といいますか、 読んでて甘酸っぱい気持ちにもなりました。 こんな出会い、あこがれるなぁ(笑)2017/07/12
ちょび〜
1
沢山愛してるものの方が待ち合わせの場所へはやくやってくる。らしい2014/05/04
千木良
1
昭和60年6月10日付初版本の表紙は原田知世さんでした。
-
- 電子書籍
- 世界一やさしい布石と定石




