伊豆七島殺人事件 - 長編推理小説

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伊豆七島殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2011/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334701093
  • NDC分類:913.6

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内容説明

「もしもし、おい、どうした?」突然切れた電話に不審を抱いた、海洋開発実験中の片桐主任は、水深40メートルの密室“海底の家(マリーン・ハウス)”に潜行した。ここ神津島の新日本重工・海底居住基地では、極秘の実験が進行していたのだ。……海底の密室で刺殺された研究員! 濡れた電話機、床一面に散った揚げ羽蝶は何を物語る? 傑作本格推理!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

49
西村京太郎さんとはあまり結びつかないが、密室もののミステリ。 それも海底にある家の中という環境。 犯人は限定空間ということもあり、4人に絞られるが、そこからどう追い込むのか。 残された録音テープと、素潜りで潜水できるという昭和ならではなテイストが犯人を炙りだす。 多少苦みのある終わり方も中々。2023/07/11

ヨーコ・オクダ

25
たぶん再読。海洋開発事業のリーダー的企業の人間が2人殺される。密かに実験の様子を探っていた2番手企業の人間が容疑者として警察へ。主人公は、容疑者とも親しくリーダー企業にも友人がいる記者・瀬沼。瀬沼自身が目撃したある事実そして容疑者の観察記録から、リーダー企業内部に疑いの目が向いていく。決定的な証拠である、実験施設内での電話の内容を録音したテープのからくりを見破ることができるか!?うーむ。今一つ中途半端な感じ。もっと主人公に危険が迫ったり、キャラたちにもっと強い動機を持たせた方が面白かったんちゃうかなー。2020/08/25

coco夏ko10角

18
このミスすごい!の追悼特集で紹介されていて気になった一冊。海洋開発実験中、海底の密室で研究員が刺殺されていて…。神津島と八丈島で事件が起きて警察も大変。最後の方主人公が思いついた推理がいくつも外れてもうダメかと…。海底密室の謎解きとアリバイ崩し、面白かったです。2023/11/07

さけフレーク

2
理屈抜きに面白い反面、動機が俗すぎたのが残念。 あと、主人公のザル推理も2013/06/19

KAN

2
やはり面白い。理屈じゃない。2012/10/22

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