内容説明
飛行機の“トイレ”がコワイ、愛子センセイが一大決心、冷静沈着な響子サンを伴って初めて外国へ旅立った。バンコク、カイロ、アテネ、ローマ、フィレンツェ、ベニス、ロンドン…。絶妙な母子コンビの行くところ次々に起こる大事件、小事件。大爆笑の中に文明批評を秘めたユニークな怒りと情熱の旅行記。好評「娘と私」シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホレイシア
4
ご自分でもおっしゃっているが、お嬢さんをネタに食べていた感じ。読んだときは響子さんを気の毒に思ったが、まあ、きっと特典もあったよね。
Gen Kato
3
再読。旅の初めのカミダンゴ話から、愛子先生飛ばしまくっています(大ウケしました)。ガイドさんたちにつける渾名もいちいちおかしい。馬皮のコートのくだりも爆笑。と思いきや、占い師のくだりでは思わず涙が出そうになったりして。響子さんはいいお嬢さんだなあ。2015/02/09
みかんばたけ
2
著者佐藤愛子さんと娘響子さんの親子旅エッセイ。 40年以上前の旅行記だそうだが、古さを感じない愛子先生のパワーと若さを感じる一冊。 アジア、ヨーロッパと何カ国も渡っているがその土地土地の景色よりも各国のガイドさんが強烈な方達でそちらの方が印象に残っているかも笑2025/07/15
ろびん
2
贅沢旅行で感想がこれじゃひどいなぁ……2017/06/11
Yuゆ(*^ω^*)
2
実は大昔に読んだ本。この親子の旅行記が大好きで、今でもよく覚えています。愛子先生とキョーコさんの掛け合いはもちろん、各国のガイドさんが個性的で面白かった。特にインドの韋駄天さんとベニスのオールドハンサム氏がお気に入り。所々にはさまれる逸話やお二人のファッションも楽しみでした。愛子先生ももう90歳なんですね。キョーコさんもお元気でしょうか。2017/01/20
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- ユリゴコロ 双葉文庫




