赤い罠―ディオバン臨床研究不正事件

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赤い罠―ディオバン臨床研究不正事件

  • 桑島 巖【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日本医事新報社(2016/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784784944477
  • NDC分類 499.4
  • Cコード C3047

内容説明

ついに司法の手に委ねられた前代未聞の研究不正事件―論文発表当初から疑義を抱き、問題点を指摘し続けてきた医師が真実を闇に葬り去ろうとするあらゆる勢力に抗して、事件の真相に迫る。

目次

第1章 国際学会で発表!日本発大規模臨床試験
第2章 不正発覚―それは一通のメールから始まった
第3章 真相究明と再発防止を求めて―厚労省調査委員会
第4章 舞台は法廷へ―45例の架空イベントをめぐる攻防
第5章 “赤い罠”に巻き込まれた人たち―それぞれの背景と言い分
第6章 「降圧を超えた効果」をめざす企業と営業マンと化した専門家たち
第7章 臨床試験をめぐる諸問題、再発防止への課題

著者等紹介

桑島巖[クワジマイワオ]
特定非営利活動法人臨床研究適正評価教育機構理事長。東京都健康長寿医療センター顧問。東京医科大学兼任教授。1971年岩手医科大学医学部卒業。1973年東京都養育院附属病院循環器科勤務。1980年~1982年米国ニューオリンズオクスナー研究所留学。1988年東京都老人医療センター(旧養育院附属病院)循環器科医長。2003年東京都老人医療センター内科部長。東京医科大学客員教授兼任。2005年東京都老人医療センター副院長。2009年組織改正により地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター副院長。臨床研究適正評価教育機構(J‐CLEAR)理事長。2012年東京都健康長寿医療センター顧問、東京医科大学兼任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チェアー

12
バルサルタン事件について、これまで流していて分からなかったが、この本でまとまって理解できた。医学だけでなく、すべての学問でカネや名誉のために真実を曲げる人はいる。その動きが最近の拝金主義で加速しているように思う。2017/02/15

macho

9
【前代未聞】ディオバンの広告座談会p48に登場した4名の医師、ならびに慈恵ハート、京都ハート、VART、SMART、名古屋ハート研究の研究責任者。【生恥を晒してますよ】 「天網恢恢疎にして漏らさず」学究の徒とは何かを学びました。以下抜粋。「真実は永久に闇に葬られるかとあきらめかけていたときに事態を一転させたのが、由井芳樹氏の「懸念」である。作者の桑島巖先生もまた素晴らしい。 しかし、【闇に葬られた真実】はおそらく膨大です。稀有な事例。2020/08/26

gtn

9
臨床研究の不正に手を染めた京都府立医大M教授は、日本高血圧学会総会において、この試験に「7年間命をかけて取り組んできた」と見得を切ったとのこと。人一倍功名心が強かったといわれるM。そんな心の隙間に医薬品メーカーが付け入った。不正が明るみになった結果は、教授辞職、退職金返納。逮捕されなかっただけマシか。虚栄心の強い人間は、最終的に人生を誤る。2018/10/16

Yasutaka Nishimoto

4
降圧薬であるディオバン(ノバルティスファーマ)が、外の薬と比べても優位な点があることを、各医科大学において研究・発表したことについて、不正があるのでは?と追いかけた著者は、他にも同様に感じた医師たちと、裁判にまで追い込む。話はこの辺で終わっているが、データ改竄などいろいろありながらも、地裁、高裁ともに無罪判決が出て、現在、最高裁だという。体に取り込む薬だからこそ、安心して飲みたいものだが、こういうドロドロした開発・販売を見ていると、怖く感じる。2019/06/15

Takahiko

3
科学論文は著者に責任があるべきで、指摘しているような血圧値の標準偏差が同じだとかの”分かりやすい”データの操作を投稿前になぜ見抜けなかったのか。2018/09/21

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