内容説明
ついに司法の手に委ねられた前代未聞の研究不正事件―論文発表当初から疑義を抱き、問題点を指摘し続けてきた医師が真実を闇に葬り去ろうとするあらゆる勢力に抗して、事件の真相に迫る。
目次
第1章 国際学会で発表!日本発大規模臨床試験
第2章 不正発覚―それは一通のメールから始まった
第3章 真相究明と再発防止を求めて―厚労省調査委員会
第4章 舞台は法廷へ―45例の架空イベントをめぐる攻防
第5章 “赤い罠”に巻き込まれた人たち―それぞれの背景と言い分
第6章 「降圧を超えた効果」をめざす企業と営業マンと化した専門家たち
第7章 臨床試験をめぐる諸問題、再発防止への課題
著者等紹介
桑島巖[クワジマイワオ]
特定非営利活動法人臨床研究適正評価教育機構理事長。東京都健康長寿医療センター顧問。東京医科大学兼任教授。1971年岩手医科大学医学部卒業。1973年東京都養育院附属病院循環器科勤務。1980年~1982年米国ニューオリンズオクスナー研究所留学。1988年東京都老人医療センター(旧養育院附属病院)循環器科医長。2003年東京都老人医療センター内科部長。東京医科大学客員教授兼任。2005年東京都老人医療センター副院長。2009年組織改正により地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター副院長。臨床研究適正評価教育機構(J‐CLEAR)理事長。2012年東京都健康長寿医療センター顧問、東京医科大学兼任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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