回想のシャーロック・ホームズ【阿部知二訳】

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回想のシャーロック・ホームズ【阿部知二訳】

  • ISBN:9784488101022

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内容説明

第一短編集「冒険」に続く第二短編集「回想のホームズ」は十一編の作品を収録する。
名馬の失踪にからむ殺人をあざやかに解決する「銀星号事件」を筆頭にホームズがはじめて手がけた「グロリア・スコット号」、怪奇味の横溢する「マズグレーヴ家の儀式書」、天才的犯罪者モリアーティ教授とともにホームズが滝壺に落ちて生死不明となる「最後の事件」等、謎の創意と物語の展開、そして意外な解決において、いくど読んでもあかせない魅力をそなえた黄金の短編集である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

piro

36
11の短編。相変わらずホームズの鮮やかな推理、事件解決への素早い行動に驚嘆します。ほぼすっかり事件を解決に導いておいて、ワトソンや他の事件関係者の前で種明かしの様に結末を披露する演出も本作の魅力を高めています。ホームズが探偵になるきっかけとなった事件や、兄マイクロフトの登場は、シャーロック・ホームズというひとりの人間を描く上で良いスパイス。ドイルがシリーズを打ち切るために書いた『最後の事件』、宿敵モリアーティとの決戦と結末は覚えていたけれど、記憶上のイメージよりも意外とあっさり終わってしまった印象でした。2025/02/01

ピッポ

26
【再読】「冒険」に続くホームズ11編収録の第二短編集。ホームズが大学時代に初めて手掛け、探偵となる動機となった事件「グロリア・スコット号」、兄のマイクロフトが初登場する「ギリシャ語通訳」、天才犯罪者モリアーティ教授と対決する「最後の事件」など興味深い作品が多く読み応え十分でした。2016/04/17

蒼伊

15
再読。久しぶりに読んだから、やっぱり忘れてる部分が多々あっておもしろく読めました。やっぱりミステリーといったらホームズかなぁ!2015/06/09

☆エンジェルよじ☆

8
ホームズの若い頃にてがけた事件があったりお兄さんが登場したりビックリの1冊でした。社交嫌いというっところはやはり兄弟だな!『黄色い顔』がよかったです。教授と一緒に滝壷に落ちてしまった『最後の事件』をやっとしっかり読むことができました。2010/03/25

K

7
もう脱帽の連続です。ズバ抜けた観察力と知識で人をビビらせるまでにすべてを見抜いてしまうところなんか最高です!やっぱり自分の中では(もちろん世界中でもですがw)最高の探偵です!!ワトスン君は滝に落ちたところを見たわけではないんですね(笑)2012/03/06

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