集英社文庫<br> 夜の挨拶

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集英社文庫
夜の挨拶

  • 著者名:黒岩重吾
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 集英社(1979/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087502633
  • NDC分類:913.6

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内容説明

出生の秘密と、忌まわしい強姦事件から男に対する憎悪と、性の喜びを失った神立麻由加は、大学を中退して夜の世界に飛び込んだ。翳りのある美貌と才能を発揮して彼女はナンバーワンのホステスにのし上がる。そんなとき同僚のホステス、仲間圭子の死に疑惑を抱き、燃えぬ肉体を武器に事件の真相に追う……。虚飾に彩られた夜の世界の表裏を暴きながら、女性の哀しい性(さが)を流麗な筆致で描く異色サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きのこ

3
☆4 680頁ながら読み終えるの惜しかった。結末はあまりに哀しい・・。麻由加、江野原、極東産業の味岡、レミノ。2015/01/19

学級ぶんこ

1
手元本。東京は怖い所だと言われていた頃の夜の世界を描いた作品。女はしたたかで男は偉そうで、騙したり抱かれたり欺いたりしながらの展開だけど、20歳そこそこの女性がやたらと大人びているのが印象深い。そういう人として設定されているわけじゃなくみんながそう。この時代の人たちって今の時代の人たちよりもずっと大人びていたのだと思う。その分五〇代でもうお年寄り扱いされていたりするが。そんな現代との違いを楽しみながら読んだ。2016/07/24

春木

0
父に「読むんやったら読め」と手渡された。男性が描く女性主人公、って感じですねぇ。2013/10/02

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