文春文庫<br> ちょっといい話

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文春文庫
ちょっといい話

  • 著者名:戸板康二
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784167292010
  • NDC分類:917

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内容説明

堀口大學さんのところに、こういうふしぎな手紙がきたという。「貴大学の入学規則をお送り下されたく候」……文壇、芸能、スポーツの世界から学界、政界、財界にいたるまで、古今東西の著名人のエピソードを秘蔵のメモと交友録から精選し、“ちょっといい”ブームをまきおこした話題の逸話集。一つ一つの挿話を小さな芝居と感じさせる絶妙な語り口で運び、人間性の諸相を凝縮した表現の中で鮮やかに描き分けたユーモア小話集成の決定版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kino

2
父親の蔵書だったのを貰って読みました。あの人があんなことを言ってた、こんな会話をしていた、という小ネタ集で、イメージとしては日経新聞の交遊抄をさらに端的にした感じ。一つのエピソードが数行なので、非常にサクサク読めるしクスリと笑えます。歌舞伎役者の登場比率が多いのは、時代なのか著者の交友関係によるのか。 薄田泣菫の『茶話』ぽいなと思って読んでましたが、著者自身もそれは後書きに書いていて、これまでなら漢語の書名がつくのだろうけど文章と似つかわしくないので避けたとのことでした。 パラパラ読み返してもいいですね。2019/02/14

横丁の隠居

1
1978年の本であるからすでにわからなくなってしまった話もあるが、巧まずしたおかしみのようなものを丹念に拾った労作だと思う。八千草薫さん(愛称ヒトミ)が「二十四の瞳」をやるときに「ざんねんながら、二十四じゃないわ」といったという話がなんとも。2017/03/21

いちはじめ

1
戸板康二の仕事で一般的に一番有名なのはこの本かもしれない。面白いが、さすがに古い本なのでここに出てくる著名人の名前も今の若い人はしらないかも2003/11/05

T

0
永六輔はこの本をパクッたのかな?2017/10/02

0
Y-202002/11/21

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