内容説明
築山殿の奸計により家康の寵を失ったお万に家康の嫡男信康が想いを寄せる。将たる稟質に恵まれながら信康は、己が体内の今川の血に滅びの予兆を感じていた。道ならぬ恋はやがて、舅織田信長の勘気にふれ、信康は自裁、お万は絶望のうちに信康の子を生む。戦国の掟に滅びゆく者の運命を哀切に描く中巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なーちゃま
2
ついに信康が凶行を信長に論われて築山殿共々自害を命じられる事件が勃発。ずっと連れ添ってきた半蔵はじめ家臣は可哀想。そしてタイトルの『長勝院の萩』は、長勝院=御万の萩姫(信康との娘)っていうこと…?女のドロドロを扱っているのに爽やかに面白いのは著者の技量の妙かしら。2025/06/15
まつり
0
ページをめくるのがもどかしいくらい、面白い。 久々に骨太の大河小説。信康を取り巻く人々の苦悩と、信康自身が覚悟を決めるまでの気持ちの在りようが、よく書かれている。服部半蔵が、信康にすがりつき号泣する場面は私もジンときました。2017/03/09
秋はeuglena
0
1985
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