内容説明
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文豪谷崎潤一郎の小説、随筆と書簡多数を収録した愛蔵版全30巻。
(収録作品)
「門」を評す/活動写真の現在と将来/芸術一家言/阪神見聞録/饒舌録/岡本にて/現代口語文の欠点について/懶惰の説/恋愛及び色情/「つゆのあとさき」を読む/佐藤春夫に与へて過去半生を語る書/私の見た大阪及び大阪人/正宗白鳥氏の批評を読んで/芸談/装釘漫談/文房具漫談/直木君の歴史小説について/陰翳礼讃
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uburoi
1
昭和に出た全集。恥ずかしながら有名な「陰翳礼讃」を今回初めて読む。和室の厠から始まるのでトイレ礼賛の話かと思いきや流石にそこには留まらず日本人が伝統的に培ってきた美意識と文明の利便性との折り合いをどうすべきかという一種の文明論まで話は及ぶ。この巻、関西に移り住んだ谷崎が大阪人に対する小言や悪口を連ねる文章だったり、口語文についての意見や漱石の小説がつまらないと詰ったりといろいろあるのだが、『大菩薩峠』についての言及も散見する。特に直木三十五『南国太平記』との比較なんか興味深い。2021/11/21
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