内容説明
歴史上の人物を語っては当代一の著者の史談・史論・随筆集――調査の精緻、論理の正確明晰に加えて、読み物としての面白さ、小説的描写を以て、歴史を彩った人物と時代背景に焦点をあてる。下巻には、「かくれ門徒の話」「倭寇物語」「平将門」「武将雑感」ほか、室町・南北朝・鎌倉・平安期の傑作22篇を収める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
4
下巻は刀剣のことや源義経、源頼義、平将門、倭冦など上巻よりかは時代は遡る。島津家についてもまた語っているところがあり、これは上巻と結構かぶるところが多い。本当によく史料を調べて、様々なことを知っているなと思っていたら古文書じたいは読むのは難しくあまり読んでないらしい。意外だ。2015/12/02
まさ影
4
海音寺潮五郎クラスの人でも古文書を読むのに難渋しているのだなぁ、謙遜もあるのかもしれないが。2014/10/08
Ryuji
2
★★★★☆上巻に比べると薩摩の話は少なかったかな~。「史論の結論は最初から論者の胸中にきまっている。論理はあとからさがされるのである。」「史学は科学より文学に近いのであり、文学より哲学に近いもの・・・」この論評は学生時代に史学を専攻した者として正しくその通りだと思った。この本は昭和52年に書かれた本で戦後30年経って書かれた本ですが、太平洋戦争がつい最近の出来事として書かれている。今は平成30年ですが私にとって平成元年はつい最近の出来事、30年ってこういうことなんだなと思いました。2018/03/05
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