日本語学 (2025年6月号)

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日本語学 (2025年6月号)

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  • 刊行 季刊誌
  • A5
  • 商品コード 4910069690653

基本説明

「SNSで飛び交う日本語」「法のことば」|

詳細説明

【特集】SNSで飛び交う日本語
 日常生活において、身近な情報を文字でやりとりするメディアの中心が手紙からメールに移ったときに、日本語の表現にも「打ち言葉」が増加するなどさまざまな変化が生じた。近年、より手軽な情報交換のメディアとして、日本ではLINEが急速に普及した。そこでは音声はほとんど用いられず、従来見られなかった視覚に頼った言語表現が産み出され、日々大量にやりとりされている。文字コードの制約を受ける環境でありながら直接言語を表記しないスタンプも一般化しつつある。その他の様々なSNSにおいても新しい現象が現れている。 そうした空間では、一対一の通信から多対多のやりとりまで行われており、社会集団による種々の傾向も見出すことができる。「おぢさん構文」や「マルハラ」などと呼ばれる意識まで現れたことが報道されており、そうした文体や表記などにより感情面などでのミスコミュニケーションやその遊戯的な模倣、そしてそれらを回避するための書記行動の変化まで生じている。
 これらの多様な言語事象に関して、現状と背景そして将来について検討していく。

【特集】法のことば
 法の分野では、ここ二〇年余りで、裁判員制度の定着に伴う法廷のコミュニケーションの可視化や、六法の口語体化など、市民に開かれた法の理念を目指した言語改革が、実を結んできている。人間社会には、利害や意見の対立がつきものだから、法に基づく裁判で白黒を付けたり、法律家の助けを得ながら調停を通して和解したりすることは、きわめて重要な社会的営みである。当事者の人生を左右する裁判や調停の現場での言語運用を観察し分析してみると、そこは、人間にとってことばとは何かという、本質的問題を考える材料に満ちていることに、気付かされることになる。 本小特集では、まず、裁判における判決文の平易化の歴史を、多くの法律家たちの具体的な工夫の分析を通して浮かび上がらせる。そして、離婚や相続をめぐる調停に参加する、法律家や当事者の談話ストラテジーを観察し、それが調停の進行にどのような影響を与えるかを明らかにする。さらに、文学模擬裁判を国語科の教育に取り入れた多くの実践例を報告し、法教育が国語教育に大きな効果をもたらす真実を解き明かす。

目次
【特集】S…他

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