書店員の怒りと悲しみと少しの愛

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書店員の怒りと悲しみと少しの愛

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  • サイズ B6変判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784991458002
  • NDC分類 024
  • Cコード C0095

目次

序章 書店員の仕事はシット・ジョブなのか?
第1章 下流で考える
第2章 だから、若い人たちが、彼らと同時代のものを読み、全人生を通じて彼らの友であり続けるはずの本を手に入れる必要があるのだ。そのためには、
第3章 本屋で働いている
インタビュー 町の書店のいまとこれから―往来堂書店・笈入建志氏
第4章 今夜のカレーと、明日の書店
第5章 出版をめぐる生態系(へのグチと希望)
第6章 たぶん、そうじゃない本屋の話
第7章 本当の本屋の話をしよう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

43
本書がおこなっているような問題提起を、微力ながら私もnoteで続けてきた。利益率、人手不足、安い給料、無責任なSNS告知、雑誌付録の形状・・・往来堂書店の店長である笈入建志さんの捉え方が最も自分の体感に近い。衝動買いや意外な出会いがリアル書店の売りであることは事実だが、目的買いで日常的に使ってもらえないと商売が成り立たない。あと大手版元の本に関しては書店の取り分を数パーセントでも増やせないか。各々の店で確実に売れるものに限って直の買い切り&7掛けか6掛けにする取り組みも広げてほしい。発信を続けていきます。2026/02/24

よっち

27
書店を取り巻く状況は最低賃金も上がって便利にしようとすれば手数料が経費となり、なかなか設備投資もできない。別のところで稼ぐかして原資を得ないと結局人手を減らすしかなくて、できることが減って悪循環に陥っている。読者も選択肢が増えて余裕がなくなってきているから、昔自分が書店員をしていた頃よりも難しくなっていて、同様の理由で取次も多くの出版社も人が減っているからいろいろ手が回らない。単純に誰が悪いという状況ではなくどうしても構造的な問題があって、本だけを売って儲けを出すのが難しくなってきているのは感じますね…。2026/04/04

RRR

17
実際の所、書店員さんは何を思うか?そういう書籍って、今までなかった気がします。生の声を収録されているので、参考になりました。そもそもであるけれど、政治家や有識者は本屋がつぶれるのはいかん、と口が酸っぱく言っているけれど、その具体的な救済策は?と問われると、何も思いつかないであろうことは想像がつきます。 電子書籍と差別化図るわけでなし、おまけに驚いたのが、書店員なのに、書籍が購入できないほどの低賃金であること。社会的意義がある職業に限って、なぜか低賃金。まず、彼らの労働環境改善が急務である。2026/03/05

サラ

15
書店員になって9年。私が言いたいことはほぼ同じ立場のモーグ女史が全部書いてくれていた。電話対応が本当に時間を消費するんだよ!頼むからネット注文使ってくれ!それか店に来てくれ!いちいち作業を止めてたらただでさえ人手不足なのに品出し出来ないのよ。でかすぎる付録で本が歪むのも嫌だが、先日のLDKの付録付き大幅減数騒動みたいなのも勘弁してほしい。なんで非がない書店員がお客様に頭を下げてるんだ…。それでも本屋で働いてるのは、本好きだった子供の頃の自分に対する意地かもしれない。多分一度辞めたら二度とやらないだろうし。2026/02/26

ののまる

14
書店員さんが自分で本も買えない最低賃金で、なのに仕事量が多すぎて、精神的にも身体的にも疲弊していて…と、本屋が大好きなので、その現実に、本当にビックリした。体力勝負は知っていたけど「本が好きな人にとっての夢の仕事場」というイメージでかなり覆われている。大型店で、書誌検索パソコンで検索してprintアウトして、でも、どうしてもその棚や本に行き着けないことがあって(在庫ありでもそこに無かったり)、棚を整理している書店員さんに聞くことがあるけど、負担かけないようにできるだけ自力でがんばろう…というキモチ。2026/03/15

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