内容説明
STAP細胞は、「存在しない」と言い切れるのか。千島学説研究の第一人者が、それでも「STAP細胞は存在すると考えている」と語る、その真意は…納得か?驚愕か?進化する科学の世界で、この書籍は、既成の生物学を超えた千島学説の新たなるチャレンジである。
目次
腸管造血説とは
生物学という学問のとらえ方
生気論を葬ったウィルヒョウの呪縛
ルイセンコ学説と獲得形質遺伝論争
レペシンスカヤの細胞新生説と生命の起源の謎
千島喜久男の赤血球分化説と腸管造血説
国会証言までした森下敬一の活躍
骨髄移植による骨髄造血幹細胞発見
幻の造血幹細胞
驚くべき幹細胞の可塑性とiPS細胞発見の衝撃
プリオン学説によるセントラルドグマ崩壊の危機
細胞を構成する基本小体は存在するか?
腸管造血説の総括と生気論的医学の復権
エピジェネティクス(epigenetics)とSTAP細胞論争
著者等紹介
酒向猛[サコウタケシ]
1950年生まれ。岐阜県恵那市出身。1976年、順天堂大学医学部卒業。1986年、名古屋大学大学院医学研究科卒業、岐阜県立多治見病院へ赴任。1988年、医学博士。岐阜県立多治見病院外科部長兼中央手術部部長、島村トータル・ケア・クリニック副院長を経て、2014年10月より静岡富沢病院勤務。千島学説研究の第一人者。ゲルソン療法などガンの代替療法にも積極的に取り組んでいる。千島学説研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Missing