内容説明
英国のスクリーン・アートや英語圏の文学作品を中心に、「灰の都」「緑の園」のシーンを回想し、それらを旅の「水面」の記憶に繋ぎ、観想する―人間理解を深めるこれまでにないアートの思索。
目次
第1章 緑色と灰色
第2章 記憶の水面―ヨーロッパ諸都市の水
第3章 映画の色
第4章 批評と鑑賞―植草甚一の仕事から
第5章 スウィンギング・ロンドン―ロンドンを中心とした一九六〇年代作品群
第6章 映画化された古典を観る―時代を越える文芸作品
第7章 物語への郷愁―一九七〇年代から二十一世紀の作品群
第8章 緑という言語
著者等紹介
栂正行[トガマサユキ]
東京都立大学大学院博士課程中退、同人文学部助手を経て、中京大学教養部、国際教養学部、大学院文学研究科各教授、エクステンションセンター所長などを歴任。現在、同大教養教育研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 日本の童貞 河出文庫