感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
63
お酒をテーマに映画を語るZINE。『映画横丁』が目指す場所は小さな酒場が集まり、それぞれに独立しながら、緩いつながりが作られるような場所だとか。菊地凛子のインタヴューでは「ウォッカは飲むと泣き続ける、シャンペンとかビールはもっと頭のほうに来る。ウイスキーはお腹のほうにじーんと染みてくる感じがします。」と。コラム『映画の中のウィスキー』:「ウイスキーのチェイサーにはビールを頼むのだ、と教えてくれたのは、他でもないイーストウッドだった。」カッコイイ!!2017/02/04
masako
14
「ウイスキーと言えばこの映画」を取り上げられていて、映画への愛が伝わる一冊。映画の中のウイスキーは、確かに孤独のイメージが強い。例えば、薄暗い部屋やバーで男性でも女性でもひとりウイスキーを飲む場面が浮かぶ。古い洋画で、ビジネスマンが挨拶がわりに差し出す飲み物もウイスキーだったような。これは陽気なお酒かな。書かれてあるイメージにそうそうと頷く事が多かった。紹介されてる映画が選りすぐられていて、知らない映画がほとんどで興味深く、菊地凛子さんのインタビューも面白かった。2017/02/19
a.k.a.Jay-V
0
ファンジン・スタイルが大手の書店(三省堂)に置いてあるのは好感が持てます。既成の雑誌にはない切り口と値段なんでコンスタントに出して欲しいです。(不定期らしいが)ただ上映映画の告知が東京のみってのが、地方からすると有利な情報にはならない。2015/08/13