目次
第1章 福澤諭吉と世界国勢統計―校閲書『萬國政表』(1860年)の出会いから
第2章 呉文聰と国レベルの統計活動―スタチスチック社の杉亨二との活動を端緒にして
第3章 「洋算」教育の思想―「純正算術」と「応用算術」という捉え方をめぐって
第4章 藤澤利喜太郎の学校数学観―著述『算数條目及教授法』を読み解く
第5章 中等教育数学の改造―明治末期、世界的な数学教育改造運動の上陸
第6章 小倉金之助の「数学の大衆化」実践―「関数の重視」「科学的精神の高調」の背景を捉える
著者等紹介
岡部進[オカベススム]
1935年11月神奈川県小田原市に生まれる。1959年3月横浜国立大学学芸学部数学科卒業。1959年4月~1994年3月東京都・神奈川県公立高校数学科教諭・教頭。この間、数学者小倉金之助の数学教育論に学び、授業実験を通して理論を検証す。同時にこの理論を現代へ生かすべく、授業・単元の三段階論及び「日常性の数学」を提唱する。1994年4月日本大学工学部助教授。後に教授。2001年3月定年退職。2002年4月芝浦工業大学工学部特別任用教授。2006年3月退職。現在、数学教育実践研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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