内容説明
とってもよわむしな木は、サンタさんが大好き。サンタさんと木はいつでも、どこでも一緒。木は、大好きなサンタさんの元で少しずつ成長していくが、大きなあらしに遭い、木はひとりぼっちに…。ずっと、ずっと遠くの「サンタクロース島」という小さな島で繰りひろげられる、とってもやさしい「サンタクロース」と、とってもよわむしな「ちいさな木」のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
24
とても温かな物語。弱った小さな木を大切に育てるサンタさん。いつも一緒だったのに、突然の別れがやってくる。小さな木とサンタはまるで親子のようだ。育てられたように子が育つように。たった一人になったとしても、愛をもらった子はいつしか人にも愛を与えられるようになれる。そして、愛する者のために強くなれる。サンタと木を通して寄り添うことの大切さや信じることが実を結ぶこと〜様々なことを教えてくれる美しく優しい物語。手元に置きたくなった一冊。2021/11/21
tera。
21
【第14回みんなで絵本「クリスマスには絵本をください」参加中】サンタクロースが小さくて弱々しい木の苗を袋に入れて持ち帰ります。いつも自分を励まして育ててくれる大好きなサンタクロースと一緒に、ソリに乗ってプレゼントを配る途中で大変な事に…。護って貰っている間に、いつの間にか大きくなった木に、今度は護るべきものが出来て本当の意味で大きな木になったんだと思う。お互いを想い合うサンタさんと木が素晴らしい。2013/12/24
ごへいもち
12
泣きそう2015/03/01
喪中の雨巫女。
12
《書店》サンタクロースが、かわいくって。探してやっと見つけた。登場する木が、またラブリーでした。2014/12/01
ひよこさん
4
凄く可愛いらしい絵柄で優しいお話。こちらは1冊目?優しいサンタさんとサンタさんのように優しくしたいと木が起こした奇跡が凄い!X'mas向けの素敵な一冊です。2011/11/23
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- 洋書
- STUDIA 10/3