出版社内容情報
『……あの本(『空腹の技法』)のあとがきの最後に、「小説家オースターが誕生する前に書かれたこの本こそオースターの最大傑作だ、と思ってくださる読者が出てきても不思議はないと思っている」と僕は書いた。まったく同じことを、この『壁の文字』についても言いたいと思う。(柴田元幸・解説)
内容説明
現代アメリカを代表する作家の原点。小説家になる前、ポール・オースターが綴った詩を完全収録。
目次
輻―1970
発掘―1970‐1972
壁の文字―1971‐75
消失―1975
群像―1976
寒さの断片―1976‐1977
音楽に対峙して―1978‐1979
白い空間―1979
翻訳詩―1967‐1969
創作ノートの書きこみ
著者等紹介
オースター,ポール[オースター,ポール][Auster,Paul]
1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学を卒業後、フランスに長期間滞在する。70年代、さまざまな職を経験しながら翻訳・詩作に励む。85~86年の『ニューヨーク三部作』(『シティ・オブ・グラス』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』)で小説家デビューを果たし、以後、数々の傑作を発表。現代アメリカ文学の中で最も注目される作家の一人である。小説にとどまらず、詩集、エッセイ集なども刊行し、さらには『スモーク』をはじめ映画製作にも携わる。ニューヨーク州ブルックリン在住
飯野友幸[イイノトモユキ]
1955年、東京生まれ。上智大学英文学科教授(アメリカ文学専攻)。東京都狛江市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobody1
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borug
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