内容説明
神島、菅島、答志島、坂手島―厳しくも愛おしい自然の中で肩寄せ合う島人の暮らし。コンビニも、サラ金も、ファストフード店もない。でも、そこには町の人たちが失ってしまった自然への畏敬と、集落の絆が残っている。ドキュメンタリーカメラマンと、離島在住ライターによるフォト&エッセイ。
目次
運動会
後継者
鯉幟
潜水病
ウルメ
研修生
三姉弟
逆縁
チビ魚
散髪〔ほか〕
著者等紹介
森武史[モリタケシ]
1957年三重県玉城町生まれ。大阪芸術大学で主にドキュメンタリーを学ぶ。94年フリーカメラマンとして独立以来、ローカル誌「伊勢志摩」(現伊勢人)、「NAGI」等の取材及び、コマーシャル写真の撮影を行う
濱口弥生[ハマグチヤヨイ]
1968年三重県鳥羽市生まれ。87年より近鉄志摩観光汽船(現・志摩マリンレジャー)の鳥羽湾めぐり観光船「いせじ」船内販売員として勤務。90年に退職し、答志島桃取町の漁家へ嫁ぐ。現在は、鳥羽の離島地区の振興を目的とした組織「島の旅社」でガイドをしている。第10回「鳥羽マリン文学賞」地域文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。