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内容説明
アイアンサは心の扉を閉ざして生きている。彼女の唯一のやすらぎは絵を描くこと―絵筆を取って風景画を描いているときだけ、忌まわしい過去の記憶を忘れられるからだ。今日も雪が降りしきるなか、彼女は外へ出かけていった。だが突風にあおられ、足を滑らせて、斜面を転がり落ちた。気がつくと、大柄な紳士が馬上からアイアンサを眺めている。「断じて危険な者ではありません」紳士は穏やかに言い、雪まみれのアイアンサに手を貸そうとした。次の瞬間、彼女はピストルに手を伸ばし、紳士の心臓に狙いを定めた。彼の眉が上がり、二人の間の空気がぴんと張りつめた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
3
ヒロインの過去は痛々しく、作中には傷ついたヒロインをさらに苦しめる出来事が起こります。立ち直ろうと努力するヒロインの勇気、またヒロインを受け止め、癒してくれる懐の深いヒーローが強く印象に残ります。2010/10/17
ひまわり
3
何度目かの再読。包容力のあるヒーローがいい。2010/06/09
ひまわり
2
コミックスを読んで原作を再読。 ヒロインの過去が痛ましいけど、すべてを受け入れるヒーローが大人です。2010/01/29
たーなー
0
☆☆☆2011/09/22
こえん
0
再読。ヒロインの過去がイタいけれど、それを補ってくれるヒーローが良かった。2010/03/11