感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ksg
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建築及び都市設計における防犯計画についてのリーズナブルな文献ということで読んでみたが、研究結果がどれもいまいちピンと来ないというか、少し考えれば解るようなことばかりであった（例えば被害対象物の除外が有効なのは当たり前ですね）。強いて言うならばO・ニューマンの「まもりやすい空間」の理論や彼のその他の研究を学べたのが収穫か。建築家による著書ということで期待していたのだが、もう少し空間設計的なアプローチがあると思う。本書で取り扱っている手法はとてもではないが「デザイン」とはいえない。2012/06/23
