内容説明
手焙形土器は時期的に邪馬台国の時代と合致し、初期大和政権の成立過程を解明する一助となる資料でもある。本書は手焙形土器を集成した著者の研究をまとめ、その後の新資料も追加し、再構成したものである。716点の資料を掲載して、新たな研究者が、過去の分について、同じ作業を繰り返さなくても済むようにし、批判的研究を容易にした。
目次
第1章 研究史
第2章 部位の名称・形態分類・時期区分
第3章 手焙形土器と出土遺跡(近畿編;近江・伊勢湾・北陸編;西日本編;東国編)
第4章 総論編(手焙形土器の構成要素と機能;手焙形土器の用途;時期別・形態別出土数;時期別・遺構別出土数 ほか)
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