内容説明
社会学者・経済学者が都市と農村の幾多の社会調査を通して、戦後日本社会の仕組みと動向を明らかにする。
目次
1 前史―都市と農村の関係(農村と労働組合)
2 戦後日本の都市分析(都市規定―都市研究の論理的基点;都市類型―「都市」研究の課題をめぐって;都市類型―戦後日本の都市類型化の試み 産業都市から“行政都市”へ;都市中産階級の動向―都市自営業者層を中心として;東海市のもつ都市的性格―“新興”の重化学工業都市として)
3 “都市と農村”論から地域論へ(現段階における「地域」支配の形態について(覚え書)
現代資本主義の危機としての地域問題―地域概念再検討の視点
大規模工業開発とスプロール問題―鹿島開発
戦後日本の都市と農村)