目次
1 シナノのはじまり(シナノの弥生時代終末から古墳時代初頭の墳墓概要;シナノの古墳;シナノの弥生時代終末から古墳時代中期の渡来文化)
2 シナノから科野へ(七世紀前半を中心に科野で用いられた円筒形土製品;シナノ・科野・信濃の牧と馬;都から運ばれた土器;象嵌装大刀を持った科野の舎人たち;明科廃寺造営の背景とその意義)
3 科野から信濃へ(まつりに使われた海獣葡萄鏡;信濃国(科野国)出土の古代銭貨 富本銭、和同開珎と皇朝十二銭
律令制下の信濃国の東山道と北陸道への東山道支路)
著者等紹介
西山克己[ニシヤマカツミ]
1960年1月17日、横浜市生まれ。1978年3月私立逗子開成高校卒業。1979年4月明治大学文学部史学地理学科考古学専攻入学。明治大学では小林三郎教授、大塚初重教授より日本考古学古墳時代を中心に学ぶ。1983年3月卒業。同年6月より明治大学考古学陳列館(1985年明治大学考古学博物館と改称)に勤務、嘱託学芸員。1986年4月より(財)長野県埋蔵文化財センターに勤務、調査研究員。2004年4月より長野県教育委員会事務局文化財・生涯学習課に勤務、指導主事。2008年4月より長野県立歴史館学芸部総合情報課に勤務、専門主事兼学芸員。2014年4月より(一財)長野県埋蔵文化財センター勤務、調査第1課長。2015年4月より再び長野県立歴史館学芸部総合情報課~考古資料課に勤務、専門主事兼学芸員。2019年4月より考古資料課長。~2020年3月。2020年3月定年退職。2020年4月より(一財)長野県埋蔵文化財センターにて調査指導員。2000年4月から2002年3月には、NHK長野放送局とともに「長野県の歴史ニュース」全44話の編集・製作に関わる。2012年3月28日、専修大学にて博士(歴史学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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