内容説明
死と向かい合いながら、唯一の生き甲斐である執筆に没頭した日々。そこから生まれたおじいちゃんの「心の宇宙」。幸福や悩み、死への恐怖、生き甲斐などを衒いなくしたためた珠玉のエッセイ集。
目次
第１部 人間賛歌（私って人間が好きなのか、嫌いなのか。私にとって人生とは；死に方について；人はもっと生に執着すべきではないのか ほか）
第２部 男と女の劇場
第３部 幸福になる方法（幸福になる方法；人懐っこい面と、鋭く人を見る面；結婚の条件―もし私が女性だったら ほか）
第４部 最後の人生劇場（臨終の時、私はどんなことを思い、家族に何を言うだろうか；妻は私を心底愛しているか；生にそれほど執着する気持ちはない ほか）
第５部 寸言集
著者等紹介
河瀬宗一郎［カワセソウイチロウ］
１９２２年５月２２日、大阪府出身。大阪府池田師範学校専科、東京高等師範学校卒。大阪市高等学校歴任、大阪市淀商高等学校校長など、３７年間教職に。その後定年退職
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