開発と環境の文化学―沖縄地域社会変動の諸契機

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開発と環境の文化学―沖縄地域社会変動の諸契機

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784947667878
  • NDC分類 601.199
  • Cコード C3039

目次

第1部 開発と環境という問題野(人間‐環境系の沖縄的特質;振興開発と環境―「開発」の捉え方を見直す;生成するコモンズ―環境社会学におけるコモンズ論の展開)
第2部 せめぎあう開発と環境(竹富島と小浜島の比較環境史―町並み保存運動とリゾート誘致への序曲;第一牧志公設市場のゆくえ―観光化による市場の変容;農地の変化と軍用地の影響―沖縄県読谷村の事例;泡瀬のアイデンティティと復興期成会;地域開発にともなう「物語」の生成と「不安」のコミュニケーション―海中道路と石油基地の島・平安座から;「離島苦」の歴史的消長―サンゴ礁の海をめぐる暮らしと開発)

著者等紹介

松井健[マツイタケシ]
1949年大阪生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。文化記述の方法論(エスノグラフィックス)、人類学の課題としての自然と文化、琉球列島と西南アジアの民族誌

藤原昌樹[フジワラマサキ]
1970年沖縄生まれ。国際リゾート研究所所長、医療法人ノーブル理事。農業経済学、島嶼経済論、開発経済論

家中茂[ヤナカシゲル]
1954年東京生まれ。沖縄大学地域研究専任所員。環境社会学、村落社会学

松村正治[マツムラマサハル]
1969年東京生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程後期在学。リベラリズムを基底とした環境社会学

小松かおり[コマツカオリ]
1966年北海道生まれ。静岡大学人文学部助教授。アフリカ熱帯雨林における食文化・環境利用研究、バナナのドメスティケーションに関するアジア・アフリカ比較研究、沖縄の市場研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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