内容説明
絵画は何のために存するのか。芸術としての視点から現代を生きる我々に多くの示唆をあたえてくれる。
目次
講図セザンヌとポロック
フランク・ステラの版画
絵画の消滅
写真のフォーマル性
ラング―透過する光
グリンバーグとフリード
批評における社会性の問題―グリンバーグの言説をめぐって
カウンセリング‐樹林‐大地
サンクチュアリ論
光‐記憶‐絵画〔ほか〕
著者等紹介
中村一美[ナカムラカズミ]
1956年千葉県千葉市に生れる。1981年東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。1984年東京芸術大学大学院美術研究科油画修了。南天子画廊、M画廊、ギャラリー風、クムサン・ギャラリー(韓国)で定期的に個展開催。美術館では、1999年セゾン現代美術館、2002年いわき市立美術館で個展開催。「ユーロパリアJAPAN’89」展(ベルギー)に参加以降、北欧、ヨーロッパ、中東、アジア地域での企画展覧会に参加。他、国内主要美術館の企画展に多数参加。大学時代にワンダーフォーゲル部に所属し山歩きの魅力を知る。甲斐駒ヶ岳等の山名を作品のタイトルに用いることも多い。2007年タカシマヤ美術賞受賞。現在、女子美術大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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