著者等紹介
うださちこ[ウダサチコ]
1942年鳥取県に生まれる。東京都で小学校教師を26年間勤める。『スーホの白い馬』の授業を通して、モンゴルに魅せられ、たびたび、モンゴルを訪れる。1994年~1995年、内モンゴル師範大学日本語科講師。1999年より、毎夏、モンゴル国立教育大学で、日本語を教えるかたわら、モンゴルの昔話の採集を続けている。地域では、「ストーリーテリング」や「ブックトーク」を中心に、子どもと本を結ぶ活動を精力的に行っている。松江市在住。(社)日本モンゴル協会理事
わかやましずこ[ワカヤマシズコ]
1940年京都に生まれる。1992年に中国、1995年にモンゴルを訪れる。旅はおもに、中国を中心に東南アジア・アフリカなど。2002年に初めて中国を舞台にした絵本、『よあけまで』(曹文軒・作)を出版。作品に、『あいうえ王さま』(絵本にっぽん賞)など多数。日本児童出版美術家連盟会員。日中児童文学美術交流センター理事
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感想・レビュー
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いろ
14
モンゴルで年1回夏に開催される「ナーダム」という祭の中で行われる長距離競馬に,8歳の少年がチャレンジするお話。1年前に「スーホの白い馬」を教科書や絵本で読んで以来,モンゴルには興味を示し,TV番組でも少年と馬のドキュメンタリーを真剣な面持ちで観ていた事があるので,同い年のお話だし~と借りてみた。表情は愛らしいがどっしりとした力強い絵。モンゴルらしい広がる緑が眩しい。馬と一緒に頑張る少年,応援し支える家族,レースの迫力と成し遂げた爽快感。いいお話,息子も夢中で読んでいた。馬の治療法が興味深い。2017/02/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
モンゴルのおはなし。7月11・12日は夏のお祭りナーダムが行われます。弓・すもう・けいばの競技があり、モンゴルの馬は小柄なのと長い距離を競うので子どもが出場します。ムルンもけいばに出ることになり、相棒のサルタイと共に頑張ります。ムルンは気弱なのでけいばに出たくはなかったのですが、家族の応援などで頑張りつづけます。28キロの距離のレース、良い成績をあげるのが誇りですが、ムルンとサルタイの結果は…。2019/09/13
まきまき
0
寝る前長男に読み聞かせ。少年の成長物語。良質な絵本。2012/07/09
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- 和書
- 恋愛は自腹で。