内容説明
ツーリストと観光対象(アトラクション)、そして両者を結びつける媒体との関係性から、人々を魅了する観光空間が創出されるプロセスについて考え、ツーリズムにおける文化体験を“場”のマネジメントという視点から読み解く。
目次
第1章 ツーリズムの生産と消費
第2章 アトラクションと文化体験の構造
第3章 アトラクションとオーセンティシティ
第4章 “環境アトラクション”のマネジメント
第5章 観光サービス/ホスピタリティ空間のマネジメント―ジェンダーという視点から
終章 コミュニケーション・システムとしてのアトラクション
著者等紹介
安福恵美子[ヤスフクエミコ]
金城学院大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了(社会学修士)。現職:静岡英和学院大学(人間社会学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasomi Mori
1
流し読みメモ。《本書では、近年における多様なツーリズム活動をレジャー空間の生産と消費という視点から探る。/ツーリズムという〈場〉では、それぞれ異なる規則がシステマチックに作用することによってツーリストの経験が創出される。その要素である、オーセンティシティ、サステイナビリティ(持続性)、インタープリテーション、ホスピタリティ、ジェンダーという概念は、ツーリズムという活動を成立させるために不可欠なアトラクションに対して創発的価値を付加し、絶えずその価値を変化させるダイナミズムを内包する。》2016/04/21
ayuchief
0
ベクトル違くて流し読み。2012/06/28