内容説明
紀元前~現代・世界のとんぼ玉を網羅。ガラスの製作とほぼ同時に作られはじめたとんぼ玉、その艶やかで色鮮やかな輝きに古代の人々は何を見たのであろうか。最初は信仰やまじないの対象であったり、地位の象徴であったとんぼ玉は、やがて貨幣と同等の価値を持つ交易商品として、世界に広められた。世界各地で作られたとんぼ玉は、長い時の流れを越えて、現代に生きる我々に何かを伝えようとしている。
目次
世界のとんぼ玉―図版(エジプト;ミタンニ/シロ・パレスチナ;ミケーネ;フェニキア ほか)
世界のとんぼ玉―解説(ガラスそしてとんぼ玉;古代~中世のとんぼ玉;とんぼ玉を科学する;16世紀以後のとんぼ玉 ほか)