感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
62
サバンナの夜。狩りに出たヒョウのブルーノはクロヒョウのリサと出会い恋に落ちます。「あしたも会おうよ」。彼女はバオバブの木の下で待っててくれました。うっとりする夜のデート。でも、なぜか彼女は怒って去っていってしまいます。また会いたくて、夜のジャングルを探し回るブルーノに誰かが言います。「ちびのくせに……ほれちゃったな♪」。懸命な彼の姿をみて、彼女に夢中なことはジャングルに知れわたります。2匹を隔てる深い谷。きっと跳べる、彼女のためなら。絵本でこんなまっすぐなラブストーリーって、あまり読んだ記憶がありません。2015/05/22
小夜風
29
【図書館】わあ♪大人な絵本だね。この気持ちは、本当に恋したことがある人にしか判らないだろうね。ポロッとこぼれちゃう涙がいじらしいなぁ。裏表紙まで見逃さないでね♪ウフフ♪2015/05/20
陽子
27
初めて夜の狩に出た日に、ひょうのブルーノは闇の中で、美しい黒ヒョウのリサに出会う。絵本ながら、ブルーノがどんどんリサに惹かれて夢中になっていく心境が伝わってくる。ふたりは夜にしか会えない。なぜかリサは昼間に会うことを拒むから。そしてブルーノから離れて行こうとする。意を決したブルーノの勇気はドラマチック。素敵な愛の絵本。2025/08/09
Rie
24
タイトル通り“すきすきだいすき”の詰まった絵本。初めて夜の狩りに出かけたブルーノは闇の中に光る目を見つけて唸り声をあげました。「わたしのこと食べるつもりなの?」と明るい声。ブルーノは黒ヒョウのリサと出会いました。リサを思って眠れないブルーノ。楽しい夜のひととき。けれどブルーノが父さんと母さんにリサを紹介しようとしたらリサは怒ってかけて行ってしまいました…。2匹が可愛くて可愛くて。裏表紙は一番最後のお楽しみ。2015/10/20
ヒラP@ehon.gohon
23
絵本を読んでいて赤面することってあるのでしょうか? それほど、読んでいる自分が恥ずかしくなるほどの、ストレートなラブストーリーです。 恋は盲目、そして信じられないほどにエネルギッシュです。 ヒョウとクロヒョウの結婚で産まれた子どもたちの姿が笑えます。 絵本の中では、意地悪な動物を想像させる箇所が散見されますが、最後に愛は勝つのです。2020/02/20
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- 和書
- 構造物性物理とX線回折