賢く走るフルマラソン―マラソンは「知恵」のスポーツ

賢く走るフルマラソン―マラソンは「知恵」のスポーツ

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784947537614
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0075

目次

第1章 マラソンは「知恵」のスポーツ
第2章 誰でも走れるフルマラソン―ニコニコペースがマラソンペース
第3章 速く走れる身体をつくろう
第4章 ランニングスキルを高めれば、記録は必ず向上する
第5章 レースで実力を発揮する
第6章 故障を防ぐために

著者等紹介

田中宏暁[タナカヒロアキ]
1947年生まれ。東京教育大学体育学部卒、医学博士。福岡大学スポーツ科学部教授、福岡大学スポーツ健康科学研究科研究科長。専門は運動生理学で、肥満・動脈硬化性疾患などの疾病の治療と予防・健康増進・競技力向上に有効な運動処方に関する基礎的、応用的研究が主なテーマ。1970年より福岡大学体育学部運動生理学研究室に所属し、同研究室の進藤宗洋教授とともに『ニコニコペース』のトレーニング効果を発表。同研究室は、「ニコニコペース効果とその効用を世間一般に知らしめ、ランニングなどのエアロビクス運動ブームの理論的背景となった」功績で、第5回ランナーズ賞を受賞した。自ら46歳よりマラソンランナーとして活躍している。体力科学各雑誌の編集委員。日本体力医学会理事、日本体育学会理事、ランニング学会常任理事、健康支援学会理事、(財)エアロビック・フィットネス協会理事。日本陸連科学委員、日本オリンピック委員会強化スタッフ
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

B-Beat

26
◎著者は運動生理学専門の医学博士で自ら50歳時にフルマラソン2時間38分の記録を持つ。そんな著者がマラソンを知恵のスポーツと捉え、完走するに留まらずいかにしてより速く走り切るかに言及。減量作戦に始まりフォームなどのスキルからレースに向けての練習計画、栄養の摂り方やグリコーゲンの蓄え方など専門知識に裏打ちされた処方箋を列挙。ま、今の自分としては、あれ、なんで今日は調子いんだろう?今日は力が出ないぞ、とかのレベル。速く長く走るには体重が軽いほうがいいことは間違いなく、そのための減量作戦が一番の参考になった。2014/10/12

B-Beat

14
★走ることについて語る時に読書メーターでの振り返り★初読2014/10/12★「マラソンは知恵のスポーツ」確かにその通りとしみじみ。「マラソンは食べるスポーツ」「1kg減量でフルマラソンのタイムは3分縮まる」「1歳の加齢でタイムは1分30秒遅くなる」「マラソンは走り始めて5年はタイムが伸びる」…この後、読書がランニング関係にとどまらず、「栄養学」から「運動理論」そして「そもそも人間はなぜ走れるようになったか」さらには「なぜホモサピエンスだけが生き残ったか」に関心が。そんな原点はここにあったのかなと。 2020/04/03

ずぅ

6
初心者向けじゃなかったので、想像してたものと違った。タイムをつめてつめてごりごり走ってる人向けかな。ほぼ流し読み。 やはり運動するときは理屈じゃなくて、まず動くことだなと改めて思った。グリコーゲンってなんだよ。2019/01/16

MOCCO

6
★★★☆☆:知恵でフルマラソンの記録を更新しよう!という試み、基本的な発想が大好きです(笑)ニコニコ顔ができるような、楽なペースで走ることが大切、という主張。ゆっくりペースで走る私としては、共感度の高いご提案でした。2014/11/20

ケニオミ

5
大学の運動生理学の先生であり、自らマラソン・ランナーである著者の本書が、今まで読んだ中で一等ためになりました。マラソンはいかにエネルギーの消費を抑えて、ゴールに到着するのかを競う競技であること。そのためには、ニコニコペースを維持する必要があることがよく理解できました。レース一週間前の練習方法および食事方法には納得しました。当日のウォーミングアップはマラソンの最初の5㎞ほどで十分だということも頷けました。マラソンに挑戦しようとしている僕のような人には、お薦めの本です。それでは、これから走ってくるぞー。2013/09/15

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