内容説明
これは、かすかに山里の風景の残る、小さな小学校での、真実の物語です。子どもたちの素朴で豊かでリアルなつづり方を元に、編み直しました。一人の少年の死から、生を実感していった子どもたちの姿をお届けできればと願います。生のうつろな時代だからこそ―。
著者等紹介
大久保幸一[オオクボコウイチ]
1952年、東京に生まれる。1975年同志社大学文学部卒業。1979年、奈同教大会特別報告。以来、講演依頼を毎年受ける。退職までの31年間、毎年公開授業研究(国、算、理、道、体)。保幼小中高の授業研究、実践報告の指導助言に招かれる。2007年、大和郡山市人権施策課指導主事。企業、PTA、地域の各種団体から、年間60回を超える講演依頼。2010年、大和郡山市矢田小学校教頭を最後に退職
山内大童[ヤマウチタイドウ]
1953年、東京に生まれる。1971年4月、関西学院大学法学部に入学。在学中油絵で公募展に入選を重ねる。1977年12月、奈良商工観光会館で初めて個展を開く。1991年12月、雅号を「大童」とする。以降、日本各地で個展を中心に活動をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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